泣く…ことのしんどさに気づく
「時」は…なにも解決してくれない!
主人の死後…
泣いている私がいつもの私だった。
泣かずにはいられなかった。
泣いて…
泣いて…も…
気持ちが晴れることはない・・・
だけど…
じっとしているだけで…
涙が出てくるのだから仕方がない。
そんな…毎日だった。
しかし、いつの頃からか・・・
泣くことが、どれほどしんどいか!疲れるか…知った。
「哀しむ」ことにも・・・
そんな心境に心を置くことが…
「夫は死んだ」…と何度も何度も自分に言い聞かせることに…
心から疲れた…。
心も、体も疲れ切ってしまった。
哀しい時は、好きなだけ泣け…なんて言うけれど・・・
「好きなだけ」泣こうとすると…
体は衰弱し、頭の中は大混乱・・・
一度ぐらい…
何でも…
「好きなだけ」やってみるのもいいかもしれないけれど…
だけど…
毎日毎日…
好きなだけ泣くなんて…
「好きなだけ」…には、
限度がある。
どこかで気づく…
それは、
事実…を、
自分の立ち位置を…、
しっかり把握して、
自分の目で…
前を・・向いた時…に!
