「何に疲れているのだろう？」

　考えてみるに…

　仕事は、時間的には不規則ですが、超勤なし！家に持ち帰る仕事なし！

　家事は、部屋は狭いし、一人分ですし適当ですから。大した事はありません。

　だから、仕事でも家事でもありません。

　仕事外での人との付き合いはありません。

　無理な運動もしません。　　

　仕事中の日中活動を含めた利用者さん達への支援でユニット内を動き回り毎日一万歩は超えますが、歩くだけですから…。

　

　精神的にも身体的にも疲れていません。

　疲れる原因はどこを探してもないのです。

　

　だけど…

　毎日・・・何故か

　ため息…ばかり…。

　疲れている…みたいに…

　考えてみるに…

「夫と死別」したあの日から、私の心は、哀しみの涙で濡れ、乾くことがありませんでした。

　ようやく…

　流していた涙が…減り…

　ため息になり・・・

　心の中にも穏やかな風が吹き…

　私だけ…が、

　内から外へ

　一人から仲間の中へ…

　風通しも少しずつ良くなってきました。

　だからこそ…

　周りが、

　同年代の人達の思いや暮らしが見えてきて…

　その時！

　自分が、

「遺族」として生きていることを…

　他人の行動で知らされるのです。

　

　フラッシュバック！

　日々生活していると…

　たまにまだ…私の心の触れて欲しくない部分に強く突き刺さり…

　痛むのです。

　昨日は…家族で打つらしい・・ワクチンの話から…の・・・。

　フラッシュバック！

　夫との「死別」…が原因です。

　何かにつけて…

「負の感情」が膨らんでしまうのです。

　

　それをコントロールしようとして…

　　　　　　　　

　　　　　　　　　疲れるのでしょう。