絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

決定的な何か・・

大阪・・・

最後の夜…

明日また新幹線で帰る…。


「帰る…」は、嘘だな。


「出稼ぎ先へ戻る!」が、正しい表現かっ。


 娘は口にこそしないが…

 私が大阪へ移住することを今か!今かと…心待ちにしている⁉︎


 7月移住予定だったが・・・

 今月、来月と夏休みの為、学園に迷惑を掛けてしまっては申し訳なく思いもう少し続けて働くことにした。


 そんな中…

 実は今回の大阪で…

 私の中で「変わる何か・・」を期待していた。


 よし!

 ここで仕事を見つけたい。


 よし!

 この街に住もう。 


 そう思えるような心・・・を。




 「娘家族がいるから!」と、いうだけではなく、もう一つ二つ魅力というか、心動かされるものが…

 「最期の居場所」として考えられる徹底的な「何か」が欲しかった。

 

 例えば、

 人生最後にして最高の職場に出会う。

 大阪かそのエリア内に家を建てる。…なんてことが、実際に起こると直ぐにでも行動に移す・・・私にとっての「変われる何か」なのだが、なかなか…そう簡単にはいかない。


 主人のいないあの家で、

 誰も知る人のいないこの土地で、

 大阪という所は、

 娘がいる…。

 それこそが…

 そこに行こう!と、「変わる理由」になる事には違いないのだが…


 私には、

 まだ…

 

 主人のいない「私の人生をどのように一人で創り上げていくか」という課題に対して、「挑戦してみたい」という余力が残っているようだ。


 とは言え…

 何でこうなっちゃったかなぁ⁉︎


 主人がいれば、 

 主人さえ生きていれば、 

 全く考えなくていい事だったのに…。


      ・・・と…強く思う。

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