哀しい桜
二度目の桜の季節を迎えた。
桜の花を…見るとき…
空を仰ぐ。
空の青と薄桃色の花が…
相重なって…
ついつい…見惚れ
微笑んでしまう。
希望や勇気が湧いてきたり…
その華やかさに癒されたり…
春の風物詩であるお花見で満開の桜の下で集い楽しんだり…
いつになっても…
桜の花の…
咲き乱れる豪華さと、散り際の潔さに人々の心は惹きつけられる。
今年もまた…桜の便りが届いている。でも。私は今年も「桜」を見に行くことはない。桜の花が散って、葉桜になる頃…一人で静かに見に行こうと思っている。
桜の華やかさが、まだ私には「哀しい」。
桜の前では「哀しい涙」は流してはいけない様な気がするから…
