5年前の代償
お盆休みを利用して海外に向かう家族達の映像…
帰省ラッシュ・・・
混み合う高速道路…車・・・
様々な「家族の形」…あり、
色々な楽しみ方…団欒が…ある。
私にも、心から笑い、楽しみ…愛おしい時間を過ごした時があった。
まさか…
まさか…こんなにも早く、愛する人を亡くし哀しい時間を過ごすことになろうとは思ってもみなかった。
あれから…正月だの、ゴールデンウィークだの、お盆は、ただの休日にすぎなくなった。
私には…時の流れだとか…一年の節目だとか…世の中の催し物的な年中行事はもう要らなくなった。
寂しいことだ…。
こんな時…一人置いて逝ってしまったあっちゃんを恨めしく思う。
あっちゃんの分まで
生きるから…とか、
あっちゃんの分まで
人生…楽しむから…とか
そんな考えは全くない。
出来れば…早くこの「哀しみ」を感じなくていい世界にいきたい。
こんな気持ちのまま…また、来年のお盆を迎えるのだろうか。
ふと…3年前、職場の広報誌に載せるためにある質問をされたことを思い出した。
「貴方の5年後はどうなっていますか?」と聞かれた。
私はその時、即座にこう答えた。
「それは、5年前の私の生き様を振り返ってみるとわかるでしょう。『今という時は、5年前の私の生き方の結果ですから。
5年後もきっと、現状維持でしょうねぇ。 仕事も私も変わらないと思いますよ。
しかし、一つだけ…5年後は、スマートな私を毎日鏡で見たいと思いますから、「今」の生き方を少し変えなくてはいけませんね。その頑張りが5年後に表れますので。まあ、スマートな私が未来にいることを期待していて下さい。」
今、こうして…
決して「幸せ」とは言えない時を過ごしているのは、私の5年前(もっと前から)の生き様の結果なんだろう。
今更…悔やんでも仕方がないけれど、これが…今が・・・私の生きてきた・・「生き方」への代償。
どこかが完全に間違っていた…
