絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

気が重い!

7月から復帰します!なんて…言わなければよかった!


明日から・・・仕事再開!

全く…行く気なし!


なっちゃんの保育園送迎が気になる!

まだまだ3時間毎に授乳をしている娘の事が気になる!

そして、勤務地が4月から変わっている為、また1からのスタートのようで…通勤時間に仕事内容・・・


なんか!全く気に入らない!


行きたくない!行きたくない!


だけど…働かなくては…だし・・・

50日近い休みを快く承諾してくれたし…奉仕の気持ちで、なんとか利用者達の夏休みが終わる8月31日 まで頑張ってみようかなぁ…と今日は最悪最低な夜を過ごしている。


明日は早出だから、4時45分起床。

6時30分からの勤務だから、家を5時半に出なくてはならない。


気が…重っ!


行きたくないなぁ。


あぁ〜ぁ!

あっちゃんがいたらなぁ。

まだまだ働いてもらうのになぁ。

ひと足先に…待っててね!

私の故郷は…それはそれは美しい所だ。

母が亡くなり、父が亡くなり姉夫婦が実家に住むようになってからは…実家に帰る回数もめっきり減っていたが、その美しい場所に…、


父の遺言通りに姉妹三人で・・・


綺麗な日本海が見える場所に新しい納骨堂を購入した…。

確か…主人が亡くなる前の年だっただろう。今そこに両親は眠っている。


私達姉妹は、いずれそこへ入ろうと約束した。

三人でまた…

両親のもとへ逝こうと…。


姉が私に言った。

「背負っている重たい荷物であったり、片付けなければならないのにそのままになっているものを、そろそろ少しずつ整理しよう!片付けよう!そうすれば、きっと楽になれる…よ」って。


だから、先ず…、


今年の秋…

あっちゃんを連れて行こうと思う。


両親のいるところへ…

そして、

私が逝く…少しの間・・・そこで待ってもらおう。


一つずつ…一つずつ肩の荷を降ろしていこうと思う。

笑い声で揺れた灯

ここへ来て7月で2年が経つ。


このアパートに初めての来客!


博多から…

姉だ!


目的は、ゆりちゃんの誕生祝い!だそうだが・・・

ウィンドショッピングが大好きな姉は、近くにある大きなデパートへ行き時間をかけてその全貌を知りたい!とも思っていた。

また、私の進まない行動・動かない心を少しでも前進させたいと密かに思っていたようだ。

姉が来る前々日…


久しぶりに掃除をする気になった。


シーツにお客さん用のバスタオルの洗濯…。何故が少し心が弾んだ。

4ヶ月ぶりの対面。

昼間は、二人でランチに…

ショッピング…。

娘の家で夕食を一緒に作り食べる。


そして…私の狭い狭いアパートに二人で帰る。


お風呂に入ってから…二人だけの女子会が始まる。


時間が過ぎると…

何故が話の本題は、

今はいない人達の事…になる。

お母さん…

お父さん…


そして・・・あっちゃん…

二人して…泣いては、笑い…

笑っては、泣き…。


2回の夜を・・・

一人でなく…語り合いながら過ごした。


今日、姉を駅まで送った。

後から後から流れる泪を…必死に隠して手を振った。